弊社でもこれまでに『Sober Curiousというムーブメント』や『Mindful Drinking - マインドフル・ドリンキング -』でソバー書籍を紹介してきましたが、今年の6月、新たなソバー書籍がアメリカで出版されました。
今日は"The Sober Lush: A Hedonist's Guide to Living a Decadent, Adventurous, Soulful Life"についてご紹介させていただきます。
二人の小説家が描くソバー書籍
Amanda Eyre WardとJardine Libaireによる、共著となります。
二人の現役小説家が描く異色のソバー書籍なんです。
Amanda Eyre Ward/アマンダ・エア・ワード
これまでに8冊の小説を出版しており、ニューヨークタイムズのベストセラー選出、米国の女優であり起業家リース・ウィザースプーンのブッククラブでのBook Club Pick選出などの経験も持っています。
Jardine Libaire/ジャーディン・リベア
小説家兼脚本家として活躍。"Here Kitty Kitty", "White Fur"などの代表作を持つ。
新しい切り口
ソバー書籍は、著者の体験談や断酒のためのハウツー、依存症に対する理論的アプローチが一般的ではりありますが、この本で紹介されているのはタイトルにもあるようにお酒を辞めたあとの世界がいかに素晴らしいものであるかという点です。
言い換えると、これまでの書籍はやめるまでのプロセスにフォーカスされていたのに対して、この書籍はその後について言及されていることになります。
ソバー文学も
様々な形でお酒を飲まないという選択肢についての書籍が出てきています。
本書籍の著者Amanda Eyre Ward氏は、お酒を題材とした小説(The Jetsetters:クルーズ船内で禁酒を続ける父とその家族の物語)なども手掛けており、これまで以上にお酒、禁酒、マインドフルドリンキングといった題材が今後も出てくるのではないでしょうか。
参考サイト
"A Guide to Living Decadently Without Alcohol" TexasMonthly
"THE SOBER LUSH: A HEDONIST’S GUIDE TO LIVING A DECADENT, ADVENTUROUS, SOULFUL LIFE – ALCOHOL FREE"
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