![](https://static.wixstatic.com/media/0e0b5f_0a22e09db7ef4d0089f3a67e56d93070~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_98,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/0e0b5f_0a22e09db7ef4d0089f3a67e56d93070~mv2.jpg)
みなさんはテパチェ(Tepache)という飲み物をご存知でしょうか?
メキシコやアメリカで人気のこのドリンクは、水とパイナップルの茎と皮、少量の砂糖とスパイス(シナモン、ナツメグ、クローブ等)を材料に用います。
製造工程は簡単で、水にそれぞれの原材料を浸けこんだのち、数日間発酵させて作られます。
発酵過程は経ていますが、アルコールは発生せず、甘さ・酸味のバランスが良く、微発泡の爽やかな味わいで夏にぴったりなドリンクと言えます。
![](https://static.wixstatic.com/media/0e0b5f_190f7a930b05441ca3fbb6afae177cb7~mv2.jpg/v1/fill/w_135,h_180,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/0e0b5f_190f7a930b05441ca3fbb6afae177cb7~mv2.jpg)
テパチェの歴史
テパチェはもともと、メキシコ原住民ナワ族の間で飲まれていた飲料です。
歴史は古く先コロンブス期(コロンブスが新大陸を発見する1492年以前)までさかのぼることができると言われています。
ナワ族の言葉でテパチェは、「とうもろこしのドリンク」を意味するように、元々はとうもろこしから作られていましたが、時がたつにつれて今のようなレシピに落ち着きました。
テパチェの今
日本でこそ知られていないテパチェですが、メキシコでは露店などで売られ、アメリカではジューススタンド、メキシコレストランなどで販売されています。
好みに応じて、ライムやトウガラシを入れて楽しむのが今風の飲み方です。
アルコールを楽しみたいのであれば、ラムやビールを加えても!
テパチェの可能性
甘くなくパイナップルと聞くと、ニューワールドのシャルドネを想起する人は少なくないはずだ。
一緒に浸け込むボタニカルをよりシャルドネをイメージするものにすれば、ペアリングなどの可能性も広がってきます。
ブドウ果汁ベースで造られることの多いワインオルタナティブをテパチェベースにすることで、差別化にもなり新しいインスピレーションが得られるかもしれません!