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2020年もDry January - 各地で様々な反応

更新日:2022年9月15日






参加者の88%がお金を節約でき、71%が睡眠の質が向上し、58%が体重の減量に成功したと答えた。そう言うととても魅力的に聞こえるかもしれない。


2011年に一人の女性から始まった一カ月間の断酒体験は、2013年にDry Januaryという一つのプロジェクトとして成立し、今年で早くも8回目を迎えた。


*Dry Januaryの詳しい説明については、『しらふな睦月 Dry January』を参照のこと。


一ヵ月の断酒をやり遂げた人もそうでない人も、ついつい惰性的になってしまいがちな飲酒、お酒との付き合い方を再確認することのできる機会になったのではないだろうか。


イギリスのアルコール常飲者の10人に1人はDry Januaryに参加していると言う、調べも出ている。


またIWSRの調べによると、今年1月のアメリカでは25年ぶりにワイン消費量(数量ベース)が減少に転じた(前年比0.9%減)と言われており、Dry Januaryの影響の大きさが如実に現れてた結果となった。


ワイン大国では賛否両論

上述のように、現在"Dry January"は北欧・北米地域で比較的高い支持を集めているが、一方でワイン大国フランスにおいては、賛否両論が飛び交っている。


フランスでは、アルコール関連の死者が年間41000人いると言われており、Dry Januaryを推進派は、アルコールによって引き起こされる病気や文頭に挙げた断酒のメリットを通じて、よりアルコールに関するより厳しい規制などを訴えている。


これに対して、非公式ではあるが、マクロン大統領はシャンパン業界に向けて、自身がDry Januaryを支持しないことを表明したり、アラン・デュカスはDry Januaryのようなトレンドを快く思っておらず、ワインを注文するのを抑圧するような動きは排除しなければ、と言ってはばからない。


2月1日は解禁日?

またDry Januaryを乗り越えた反動でニューヨークでは、2月1日にまるで新年のような盛況をみせるバーもあるという。


久しくアルコールを飲んでいない人向けにということで、低アルコールを勧めるバーも増えてきているという。


 

マクロン大統領の言など、昨年と比べるとDry Januaryに異を唱える文面も増えてきたようにも思えるが、それだけ広く浸透してきたということだと思う。


あくまで、お酒との付き合い方を考える/見直す機会、Mindful Drinkingの一環としてのDry Januaryがある一方で、広まっていく中でお酒を敵視するような見方が出てきたしまったことも要因の一つかもしれない。


しかし着実浸透しつつあり、数値としても出てきている。


今後のSober FebruaryやDry Julyなど、今年のアルコールフリーマンスの動向もしっかり追っていきたい。


参考サイト

Alcohol Change UK

"One In Ten Drinkers Take On Dry January 2020" ThisWeekinFM.com

"Dry January Is B.S. How About Moderation March?" Wine Spectator

"Bartenders are panicking about the end of Dry January" New York Post

"France’s first ‘dry January’ causes a stir" Decanter

"French chef Alain Ducasse declares war on dry January" The Guardian

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