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コロナ禍でのDRY JULYはいかに?

更新日:2020年12月18日








世界中でコロナが蔓延している中、先月7月は例年通り、アルコールフリーマンスDry Julyが行われました。


未曽有の中でのアルコールフリーマンスはどのような影響を与えたのだろうか?


Dry Julyについて、知りたい方はまずはこちらをチェック!


2020年の結果/DRY JULY

まずは結果から見てみます(2020年8月1日時点)


2020年のDRY JULY参加人数:37,844人

2020年のDRY JULY寄付金額(がん治療):$10,351,287


昨年2019年が4万人を超えていたので少し減ったようです。

一方、寄付金額は前年の122万ドル(2019年8月2日時点)をはるかに上回る1000万ドルとなっています。


組織による寄付額がおよそ22.6万ドルであるので、個人からの寄付が大半を占めていることがわかります。


リバウンド効果は?

DRY JULYのようなアルコールフリーマンスでは、度々ひと月我慢することで、翌月飲み過ぎてしまうのではないかといったリバウンドが懸念されてきました。


残念ながら、DRY JULYについてのこの手の調査は行われていないが、弊社でも度々紹介してきたイギリス発のDRY JANUARYに基づく調査は行われています。


結論から申し上げると、アルコールフリーマンスがその後の過剰飲酒を引き起こすのではないかというのは杞憂であることがわかります。


サセックス大学が行った857名のイギリス人を対象とした、DRY JANUARYとその後の追跡調査によれば、1月以降に飲酒量が増加した被験者はほとんど確認されず、アルコールフリーマンスを通じた健康的な飲酒習慣の形成は非常に効果的であるという結論を出しています。



参考サイト

DRY JULY

Voluntary temporary abstinence from alcohol during “Dry January” and subsequent alcohol use/Sussex Research Online

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